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研究所代表のブログ
代表の和田智代のブログです。


排泄は“しつけ”じゃなくて“寄り添う”もの
排泄は「しつけ」ではなく「寄り添う」もの。赤ちゃんも3歳以降のおむつ外しも本質は同じです。焦って苦しくなったときに立ち止まってほしい、親子の尊厳を大切にする排泄の考え方。 新しい年が始まりましたね。お正月は、いつもより少しだけ、時間がゆっくり流れるように感じます。 家族で食卓を囲んだり、何気ない会話をしたり。 そんな時間の中で、「この子と、どんな一年を過ごしたいだろう」と、ふと立ち止まった方もいるかもしれません。 排泄と向き合ってきて思うこと 私は長年、赤ちゃんから幼児期、そして少し大きくなった子どもたちの「排泄」に関わってきました。その中で、いつも感じていることがあります。 それは、排泄は、何歳であっても「しつけるもの」ではなく、「寄り添うもの」だということです。 赤ちゃんの排泄との関わり方 赤ちゃんの排泄に向き合うとき、私たちは自然と「観察」します。 ・様子が変わっていないかな ・泣き方がいつもと違わないかな そして、「あ、今かもしれない」と感じたら、おむつを替えてあげたり、そっと抱き上げたりします。 赤ちゃんに対して、 「まだ出てないの


受講生が受賞!「排泄に寄り添う保育」が保育専門誌で評価された理由
排泄に寄り添う保育の実践が受賞。講座の開講10年目に届いた、胸がジーンときた嬉しいお知らせ 今年の終わりに、胸にジーンとくる出来事がありました 2025年がもうすぐ終わりますね。 いかがお過ごしですか? 私は今年最後のブログに、何を書こうかな・・・と考えていました。 今年は、こどもと家族の排泄サポート研究所が一般社団法人になった年であり、長年の夢だった「3歳からの幸せおむつ外しアドバイザー養成講座」を開講できた年でもありました。 そして、0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー養成講座(おむつなし育児アドバイザー養成講座)を開講してちょうど10年目の節目の年でもあり、その関連イベントを、いくつも開催できた一年でもありました。 ...というように、今年一年を振り返るには出来事が多すぎて、言葉がまとまらないまま年末を迎えていたのですが... “受講生が受賞!”のお知らせを受け取った瞬間、「ああ、これを書こう」と、自然に心が決まりました。 私たちの講座「0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー養成講座」を受講してくださった、ベテラン保育士の石田(光本)千


“排泄に寄り添う保育”の中で見落としていませんか?
排泄に寄り添うことから見える、子どもの成長。“子どもが自分で感じる力”を信じる保育へ。 「1歳児クラスで布パンツにしたのはいいけれど、おもらしばかり続いて...。排泄に寄り添う保育を実践したいけれど、なんだか行きづまってて...」と、保育士さんが、ぽつりと話してくれました。 「毎日、その子の様子を見ながら“今かな?”と思うタイミングでおまるに誘っているのに、“行かない!”って言う。でも気づいたら出ちゃってて、着替えが続いて...。」 排泄のサインを見逃さないように、同僚保育士に相談したり、アドバイスしあったりする。それでもうまくいかない日がある。そんなとき、子どもは本当は何を感じているのでしょうか。 「トイレに行かない」の裏にある“気持ち” 子どもの排泄行動は、身体だけでなく「心の発達」とも深く結びついています。 「いやだ」「まだ遊びたい」「失敗したくない」 その一つひとつが、子どもなりの自立へのサイン。 けれど、大人の意識が「オマルやトイレでさせる」という“結果”に向きすぎていると、「なかなかできない」「気づいた漏らしている」という表面のこ


保育の“おむつ問題”を語れる場所、あります
3歳を過ぎてもおむつが外れない子が増えています。 「クラスの活動が止まり、担任が対応に追われ、他の子に目が届かない」 「保育の現場でこんなに排泄に悩むなんて、今までなかった」 ──そんな悩みを抱える保育園/幼稚園の先生が増えています。 3歳を過ぎてもおむつが外れない現実 「3歳になってもおむつが外れない」 「トイレ排泄できない」 今、保育園/幼稚園では、こうした子どもたちが確実に増えています。 4歳や5歳になっても、うんちはおむつの中でしかしない、というケースもあります。 排泄の介助が続くことで活動が中断し、先生たちはそのたびに葛藤します。 でも、保護者にはなかなか伝えられません。 「おむつ外れが遅いと保育に支障があります」とは言えないからです。 先生たちも迷う「おむつ外しはどうやって?」 園によっても考え方は違います。 「おむつ外しは家庭の責任だから」という園もあれば、「園でも積極的にトイレトレーニングをサポートする」という園もあります。 しかし共通しているのは、 おむつ外しや排泄発達についての正しい知識を学ぶ機会がほとんどない こと。


「まだ早い」は思い込みかも?vol.2──重度自閉症児とママが教えてくれた大切なこと
重度自閉症で発語のないお子さんが、2歳半の頃、わずか2か月で自然におむつ卒業。 「発達がゆっくりでも、感じる力を信じればできる」 知的発達と排泄自立はあまり関係ない。その理由と実例を紹介します。 前回のブログでは、 ダウン症のお子さんとママの実例 から、「“まだ早い”という思い込みが、子どもの力を閉じ込めてしまうかもしれない」というお話をお伝えしました。 今回はその続編Vol.2として、重度自閉症のお子さんと、お母さんのストーリーをご紹介します。 そこから見えてくるのは「言葉が出ていなくても」「発達のペースがゆっくりでも」、子どもたちは私たちが思っている以上に “感じて” “理解して” “自分で動ける” 存在だということです。 👆お子さんとの体験をお話しされる、ゆうかさん(約3分の動画) 「喋れない子にトイトレなんて無理」─そう思っていた ゆうかさんの長男・たろう君(仮名)は、現在小学6年生。知的障がいを伴う重度自閉スペクトラム症で、今も発語はありません。支援学校に通っています。 たろう君が2歳のとき、たまたま空きがあった保育園に入園することに


「まだ早い」は思い込みかも?──ダウン症児とママが教えてくれた大切なこと(後編)
「歩けるようになってから」「言葉が出てから」「2時間空くようになってから」多くの人が“トイトレ開始の3条件”を信じています。でも実は、その根拠は科学的に十分証明されたものではないのです。ダウン症の男の子との“自然なおむつ外し”の体験を、お母さんが7回にわたってインスタ投稿さ...


「まだ早い」は思い込みかも?──ダウン症児とママが教えてくれた大切なこと(前編)
「歩けるようになってから」「言葉が出てから」「2時間空くようになってから」多くの人が“トイトレ開始の3条件”を信じています。でも実は、その根拠は科学的に十分検証されたものではないのです。ダウン症の男の子とお母さんが実践した“自然なおむつ外し”の体験を通して、「子どもが本来持...


どうして夜だけ?昼と夜で違う“おもらし”の本当の理由
昼と夜のおもらしは別もの…ということを多くの人は知りません。保育や医療などの専門職養成校でも習う機会がほとんどありません。その違いを知らずに、長期間にわたって辛い思いをする大人&子どもがとても多いのです… 「昼はできるのに、夜はできない」その疑問 子どもの「おもらし」にはいくつか種類があります。 中でも「眠っているとき(夜やお昼寝中)のおもらし」と「昼間起きているときのおもらし」は、原因がまったく違うのです。 ところが、このことを知っている人は意外と少なく、保護者だけでなく保育や保健医療の専門職でさえ学校で学ぶ機会はほとんどありません。 そのために 「もうすぐ小学生なのに、なぜいつまでも夜に漏らしてしまうの?」 「昼間起きている時は失敗しないのに、どうしてお昼寝の時はもらすの?」 と悩む方がとても多いのです。 夜やお昼寝中のおもらしの原因は? 眠っているとき(無意識状態)で起きるおもらしは、子どもの努力やしつけで防げるものではありません。主な原因は次の3つです。 膀胱がまだ小さく、十分に尿をためられない 抗利尿ホルモンの分泌がまだ整っていない(眠


500人調査で見えた事実ーおむつ外しが遅いと“💩だけおむつ”になりやすい?
予防方法はないの? 先日のブログで「 どうしたらいい?“3歳すぎても💩だけおむつ”問題 」の原因と対策についてご紹介しました。 すると「うちの子もそうです!」「園でもそういうお子さんが増えています!」という感想をいただきました。 同時に寄せられたのが「...予防する方法はあるのですか?」というご質問。 たしかに、「予防できるものならそうしたい」と思いますよね。 今日はその答えを、アメリカ小児科学会誌に掲載された論文※をもとにご紹介します。 米国で行われた研究 実は子どもの「おしっこはトイレでできても💩だけおむつ」という行動は、海外でも珍しくありません。 紙おむつ育児が一般的な国では、すでに1990年代から問題視されていました。 そこで米国小児科学会誌に発表されたのが、約500人の子どもを数年間追跡した調査です。 ★ーーーーーーーーーーーーー Toilet Training and Toileting Refusal for Stool Only: A Prospective Study (トイレトレーニングと排便のみトイレ拒否に関する前向き


どうしたらいい?“3歳すぎても💩だけおむつ”問題
3歳すぎて「おしっこはトイレでできるのに、うんちだけはおむつじゃないとダメ…」というお子さんの相談が増えています。なぜなの?どうしたらいいの? うんちはおむつでしたいの! 「おしっこはトイレでできるのに、うんちだけはおむつじゃないとダメ…」 3歳過ぎのお子さんのこうした行動に悩む保護者は少なくありません。 普段は布パンツをはいていて、おしっこはトイレでできるのに、うんちの時だけわざわざ紙おむつにはき替えて、その中で排便する…という行動です。 実は最近、こういう行動をとる3歳すぎのお子さんが増えています。これは単なる“気まぐれ”ではなく、医学的・心理的・環境的な要因が複雑に関係しています。 今回は 「3歳すぎてもうんちだけおむつ問題」 の原因と対策を解説していきます。 1.便秘が原因:すぐに治療 子どもがおむつでしか排便できない背景には、 便秘 が深く関わっているケースが多いことがわかっています。 日本トイレ研究所の調査によると、小学生の約5人に1人、0歳~3歳でも約5人に1人が慢性便秘を抱えていると報告されています。 なぜ便秘だと、トイレでな


【大人も同じ!】成功の秘訣は"感情"
3歳を過ぎても昼間のおむつがなかなか外れないお子さんが増えています。その大きな原因の一つに、子どものおむつ外しをサポートする大人の感情が影響しているという事実… 大人の感情も、トイレトレーニングのカギだった! 「子どもには笑顔で寄り添いたい」 「なるべく怒らずに子育てしたい」...


【これがカギ!】成功の秘訣は"感情"
3歳を過ぎても昼間のおむつがなかなか外れないお子さんが増えています。でもそれは、親のせいでも子どものせいでもありません。子どもの感情へのアプローチが十分でないためなのです... “やり方”ではなく“感情” 「うちの子、もう3歳なのにまだおむつが外れないんです」保護者の方や保...


精神科医が語る!トイレトレーニングは最大のトラウマの一つ!
メディアではほとんど報道されませんが、トイレトレーニングが上手くいかずに子どもとの関係がこじれて、後々まで後悔する親が増えています。この現象を児童精神科医の石川憲彦氏は、「精神医学的にみると、トイレトレーニングは最大のトラウマの一つです」と表現します。どうしてトラウマになる...


保護者は知らない保育現場の悩み
保育現場でじわじわと深刻化する子どものおむつ外れ問題。でも、保護者にはなかなか言えないのです... 3歳児でおむつが外れてない子が増えている 今、保育園・幼稚園では ーーーーーーーーーーーーー 3歳児クラスの中で、おむつが外れていない子が増えたことで、他の子に目が行き届かな...


粉ミルク事件と紙おむつ(後編)
「途上国の粉ミルク事件って何?」「それと紙おむつとどんな関係があるの?」 日本ではあまり知られていないのですが、深刻になりつつある問題です... ちょっと長いので、前回(前編)と今回(後編)に分けてお届けしています。 前編の要約 前回の 前編...


粉ミルク事件と紙おむつ(前編)
「途上国の粉ミルク事件って何?」「それと紙おむつとどんな関係があるの?」 日本ではあまり知られていないのですが、深刻になりつつある問題です... ちょっと長いので、今回(前編)と次回(後編)に分けてお届けします。 「途上国の粉ミルク事件って何?」...


今年も叫ぶ!No More おむつパンパン!
今年もやってます!“No More おむつパンパン”キャンペーン! 何年か前に、子育て中のママから教えてもらった ーーーーーーーー # おむつパンパン ーーーーーーーー のSNS投稿 え?何のこと?という方のために解説しま~す! ーーーーーーーーーーーーー...


実は...赤ちゃんも排泄物も苦手だった...
赤ちゃんも排泄物も苦手だったマナさん。赤ちゃんが生まれて仕方なく始めたおむつのお世話の日々の中で、彼女が手に入れたものとは... マナさんは、赤ちゃんの世話や排泄物や他人の身体に触れること全般が、とにかく苦手でした。 そんな彼女に赤ちゃんが生まれて、お世話をしなければならな...


モンテッソーリ教育&自然なおむつ外し
「モンテッソーリ教育」と「0歳からの自然なおむつ外し」には、共通する大切なことがあるのでした... 0歳からのモンテッソーリ教育 モンテッソーリ教師の方々から ★ーーーーーーーーーーーーー 0歳からの自然なおむつ外し(おむつに頼りすぎない育児)の考え方は、モンテッソ...


イメージがガラリと変わった!
今年で開講10周年を迎える『0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー養成講座(旧:おむつなし育児アドバイザー養成講座)』。10年間も続いている理由とは? ーーーーーーーーーーーーーーー 今年で開講10周年になる『0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー養成講座(旧:おむつなし育...
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