top of page
代表のブログ


学校でのおもらし、背景に何が?海外の研究から考える、紙おむつとの付き合い方
「学校で、昼間おもらしをする子が増えているんです」 10年ほど前から、小学校の先生方より、こうしたお話を時々聞くようになりました。 「入学説明会で、『おもらしが心配なお子さんは着替えを持たせてください』と伝えています」 「バスでの長距離遠足では、『心配なお子さんは紙おむつをはかせてください』とお願いしています」 幼稚園の話ではありません。 小学校での話です。 子どもたちはどんな気持ちでいるのでしょうか。 漏らしちゃった。 周りに気づかれたくない。 着替えたいけど、先生にどう伝えよう。 また漏れたらどうしよう……。 自分の意思ではどうにもできないことで、不安になったり、傷ついたりしている子がいるのではないでしょうか。 ■現場から、声が上がっています 私が小学校の先生方から聞いたさきほどの話は、「たまたま耳にした話」ではありません。 日本体育大学の野井真吾教授らによる「子どもの“からだのおかしさ”に関する保育・教育現場の実感調査2020」※1)では、 オムツが取れない子/おもらしをする子が最近増えている と感じている先生が、 保育園 47% 幼稚園


「焦らなくていい」と「何もしなくていい」は違う――0歳からできる自然なおむつ外し
「おむつ外しは、焦らなくて大丈夫ですよ」 子どものおむつがなかなか外れず、心配しているお母さん、お父さんに、よくかけられる言葉です。 私も、「焦らなくて大丈夫」とお伝えすることがあります。 他の子と比べたり、無理やりトイレに座らせたり、失敗を叱ったり。 そんなふうに、親も子どももつらい思いをしながら、おむつを外す必要はありません。 でも、もう一つ大切なことがあります。 「焦らなくていい」と「何もしなくていい」は、同じではない。 ということです。 ■「何もしない」間にも、子どもは経験している 今の日本では、「赤ちゃんのうちはおむつを使い、2歳、3歳くらいになったらトイレトレーニングを始める」という考え方が一般的です。 でも、ここで一つ考えてみてほしいのです。 「焦らないで成長を待つ」ということは、本当に「その間は何もしなくてよい」ことなのでしょうか。 赤ちゃんは、生まれたその日から、毎日何度も排泄しています。 そのたびに、おむつの中でおしっこやうんちをする。 それを毎日、何ヶ月、何年と繰り返していけば、子どもにとって「排泄するのは、おむつの中」とい


「この子は、一生おむつの中で排泄するのでしょうか」――17年前の一本の電話から始まったこと
■一本の電話 「この子は、このまま一生、おむつの中で排泄するのでしょうか」 今から17年前、2009年のことです。 「おむつに頼りすぎない育児」について研究・発信する活動を始めたばかりの頃、一本の電話がかかってきました。 電話をくださったのは、重度の知的障がいがある、小学4年生のお孫さんをもつおばあちゃんでした。 お孫さんは、昼も夜も紙おむつ。 「知的障がいについては、どうにもならないことは理解しています。でも、この子がこのまま一生、おむつの中で排泄するのかと思うと、不憫で不憫で……。なんとかならないでしょうか」 私は、何も答えることができませんでした。 当時の私には、障がいがある子の排泄について、知識も経験もなかったからです。 何もお伝えできなかったことが、本当に申し訳なく、歯がゆかった。 その電話のことは、その後もずっと、心のどこかに残っていました。 ■「障がいがあるから、仕方がない」は本当? その後、全国各地で「おむつに頼りすぎない育児(0歳からの自然なおむつ外し)」について講演や講座をするようになると、私は思いがけない子どもたちに出会う
研究所NEWS


排泄から見つめ直す「子ども主体の保育」―三名こども園で職員研修
先日、研究所代表の和田智代が、宮崎県の三名こども園さんで、職員の皆さんを対象に研修を行いました。 テーマは、「排泄自立から考える “子ども主体の保育”とは?」です。 いま、保育の現場では、「子ども主体の保育」の大切さが広く語られる一方、排泄自立については、大人の都合やペースが優先され、子どもの主体性が十分に尊重されていない場面も少なくありません。 三名こども園さんでは、「0歳から布パンツ保育」を実践するなど、子ども本来の発達の姿に寄り添った、子ども主体の排泄自立を大切にされています。 当研究所の「0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー養成講座」を受講した保育士さんも大勢いらっしゃいます。 0歳児クラス:おまるで気持ち良く排泄! 今回は、園長先生から「子ども主体の排泄自立の原点に戻って、園の職員全体に話をしてほしい」とご依頼いただき、研修が実現しました。 日々の実践と学びがつながる時間に 当日は、実践中の保育士さんからも質問が寄せられ、有意義な学びの時間となりました。 オンラインの「0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー養成講座」で学ばれた皆さんと


受講生が受賞!「排泄に寄り添う保育」が保育専門誌で評価された理由
今年の終わりに、胸にジーンとくる出来事がありました 2025年がもうすぐ終わりますね。いかがお過ごしですか?私は今年最後のブログに、何を書こうかな・・・と考えていました。 今年は、こどもと家族の排泄サポート研究所が一般社団法人になった年であり、長年の夢だった「3歳からの幸せおむつ外しアドバイザー養成講座」を開講できた年でもありました。 そして、0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー養成講座(おむつなし育児アドバイザー養成講座)を開講してちょうど10年目の節目の年でもあり、その関連イベントを、いくつも開催できた一年でもありました。 ...というように、今年一年を振り返るには出来事が多すぎて、言葉がまとまらないまま年末を迎えていたのですが... “受講生が受賞!” のお知らせを受け取った瞬間、「ああ、これを書こう」と、自然に心が決まりました。 私たちの講座「0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー養成講座」を受講してくださった、ベテラン保育士の石田(光本)千枝さん。 石田さんが、講座で学んだ「排泄に寄り添う視点」をもとに、ご自身が勤務する保育園で実践し


「3歳からの幸せおむつ外しアドバイザー養成講座」第4期がスタートしました!
9月8日、「3歳からの幸せおむつ外しアドバイザー養成講座」第4期がスタートしました! 初日は、朝の部・夜の部に分かれて、オンラインでオリエンテーションを開催。 今回も全国各地、そして海外から、保育・子育て支援・保健医療などの現場で活躍する専門職の方々、そして小さなお子さんを育てている保護者の方々が、大勢参加してくださいました。 受講のきっかけは、さまざまです。 「3歳児クラスで、おむつが外れていない子が増えている」 「園ではパンツで過ごせても、家庭ではおむつ。保護者にどう寄り添えばいいのだろう」 「3歳を過ぎてもおむつが外れず悩んでいる親子に、もっと自信をもってアドバイスできるようになりたい」 「自分自身、わが子のおむつ外しに悩んでいる」 立場や経験は違っても、皆さんに共通しているのは、 子どもの排泄を大切にしたい。そして、親子にとって幸せな「おむつ外し」を応援したい。 という思いです。 「何歳までに外す」 「トイレでできるようにする」 ことだけを目標にするのではなく、一人ひとりの子どもの気持ちや育ちを大切にしながら、その子らしい排泄の自立をどう
講座・イベント


第4期「3歳からの幸せおむつ外しアドバイザー養成講座」ライブ講義②が終了しました!
2026年10月20日、第4期「3歳からの幸せおむつ外しアドバイザー養成講座」の最後のライブ講義を開催しました! 9月にスタートした本講座。 受講生の皆さんは、動画講義や課題を通して、3歳以降のおむつ外しについて学びを深めてきました。 今回のライブ講義では、受講生から寄せられた質問に講師が回答。 また、3歳を過ぎてもおむつがなかなか外れないケースについて、グループディスカッションを行いました。 その子によって、これまでの経験も、気持ちも、置かれている環境もさまざまです。 「どうしたらおむつが外れるか」だけでなく、その子は今、どんな気持ちでいるのだろう? 周りの大人には、どんな関わりができるだろう?――そんな視点から考える時間となりました。 ■受講生の皆さんから、うれしい感想が届いています すでに講座の全課題を修了された受講生の皆さんから、たくさんの感想をいただいています。その一部をご紹介します。 この講座を通して、排泄に関する知識やおむつ外しのノウハウを学ぶだけでなく、「子どもに寄り添うとはどういうことか」「保護者の方と一緒に子どもの育ちを支える


【無料動画講座】0歳からの自然なおむつ外し
赤ちゃんの気持ちに気づく。毎日のお世話や保育が変わる。 1日10分 × 3日間/無料 0〜1歳の子どもの心地よい排泄を支える関わり方を学びます。 ママ&パパ、妊婦さん、保育士・助産師など子育て支援専門職の皆さんのための無料動画講座です。 ■「0歳からおむつ外し? まだ早いのでは?」 「おむつ外しは、2〜3歳になってから」 「赤ちゃんのうちは、おむつを替えていればいい」 そう思っていませんか? 赤ちゃんは生まれた時から、毎日、排泄をしています。 トイレに座るようになるずーっと前から、毎日の排泄を通じて、さまざまな経験を重ねているのです。 その経験に、0歳から優しく寄り添うことができます。 ■早く外すことより、今の心地よさから 「0歳からの自然なおむつ外し」で大切にするのは、「なるべく気持ちよく排泄させてあげたい」という気持ちです。 普段はおむつを使いながら、余裕があるときに、おむつの外で排泄する機会をつくる。 紙おむつでも大丈夫。 サインが分からなくても大丈夫。 焦らず、できるときに、できる形で。 その関わりの中で、まだ言葉を話さない赤ち


【第16期の募集スタート!】0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー養成講座(10月27日開講)
お待たせしました! こどもと家族の排泄サポート研究所による、「0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー養成講座」第16期のお申込み受付を開始しました。 (締切:10月21日)。 ■ こどものおむつ外し、どうしたらいいの? 「おむつ外しは、いつから始めたらいいの?」「幼稚園入園までに間に合うかな…」「上の子の時に大変だったから不安…」そんな悩みを抱える保護者の方は、少なくありません。 また近年は、 保育園・幼稚園・こども園で、おむつ外れが年々遅くなっている 排泄に困り感を抱える子どもが増えている 現場での対応に悩む保育者が増えている という声も、多く聞かれるようになっています。 ■ 「トイレトレーニング」ではなく、子どもの発達を理解する この講座では、「無理に外す」ためのテクニックではなく、子どもの排泄の発達や、親子のコミュニケーション、そして“排泄の尊厳”という視点を大切にしながら、0歳からの自然なおむつ外しについて学びます。 保護者の方はもちろん、 保育士 幼稚園教諭 助産師 看護師 子育て支援者 など、子どもに関わる専門職の方にも、毎期
アドバイザー日記


【コラム】保育園の1歳児クラスに広がった奇跡
新潟県出身・千葉県在住の、0歳からの自然なおむつ外しアドバイザー、杉本知恵子です。 おむつ外しの専門家として、親子クラスや、保育園・幼稚園・子育て支援センターでの職員研修を行っています。 今回は、私と長女が自然なおむつはずしをしていた当時の、少し特別なエピソードをお話しさせてください。 みなさんにとって希望の光になりましたら、幸いです🌱 第一子誕生、自己流でおまると布おむつ 第一子の長女は、生後3ヶ月から布おむつとおまるを使っていました。 授乳後に小さな体でおまるに座るたび、愛らしい笑顔とスッキリした表情を見せてくれる日々でした。 長女の顔に浮かぶあの満足げな表情が、私の心をじんわりと温めてくれました。 今振り返ると、この何気ない時間は、私たち母娘にとって特別なひとときだったなぁと思います。 忙しくてすっかり忘れていましたが、私は毎日、長女の成長を大切に見守っていたことに気がつきました。 やがて長女が1歳を迎え、保育園への入園を決意しました。 ところが、保育園では「トイレは2歳児から」とされていました。 「どうするべきか?」と葛藤した私・・・.


StandFMライブ報告(10月前半)
皆さんこんにちは Stand FMから6人のアドバイザーが毎週配信をしている当研究所公認の【家族まるっと応援隊チャンネル】です。 排泄に寄り添うことの大切さを軸にママたちがより幸せになる生き方をみんなで模索しながら、楽しくゆるっと配信を続けております。 毎週木曜日16:30からのライブ配信は、放送時の最新情報をお届けしているためアーカイブを残こしていません。 こちらの配信、実際どんな事を話しているのか、気になる方もおられるので、ライブ配信の様子を文字で残すことになりました。 少しだけお付き合いください。 【290回目 10月 1日】 今日は何の日 乳がん検診の日 10月は乳がん早期発見強化月間になっているそうです。 9月よりHPのアドバイザー日記で新たにはじまったアドバイザーコラムを紹介しました! 下記よりぜひ読んでみてください。 https://www.omutsunashi.org/post/addiary260928 リアル参加してくださったアドバイザーさんからは講座開催の報告をおはなししてもらいました!またその場で出た質問にもパーソナ


StandFMライブ報告(9月後半)
みなさんこんにちわ Stand FMから6人のアドバイザーが毎週配信をしている 当研究所公認の【家族まるっと応援隊チャンネル】です 排泄に寄り添うことの大切さを軸にママたちがより幸せになる生き方をみんなで模索しながら、楽しくゆるっと配信を続けております。 さて、毎週木曜日16:30からのライブ配信の 9月後半の開催報告です アーカイブを残さないこちらの配信、実際どんな事を話しているのか、気になる方もおられるので、ライブ配信の様子を文字で残すことになりました。 少しだけお付き合いください。 【今日は何の日?】♯288回目 9月17日 イタリア料理の日 【参加者の方とトークタイム】 2人の参加者が一緒にお話をしてくれました ・小学生の支援員のアドバイザーさんより、頻尿・お漏らしの話 ・幼稚園支援員のアドバイザーさんより、男の子の立ちションの話 【今日は何の日?】♯289回目 9月24日 清掃の日 【発展途上国のオムツのゴミ問題】 スイスのテレビ局の取材より おむつなし育児ドキュメンタリー https://youtu.be/fqkRSxqp7hg?i
bottom of page
